手帳の中では最も大型で、297×210mm。
企業で使われるコピー用紙のサイズはほぼこのA4サイズのため、ビジネスシーンではおなじみのサイズです。
たくさん記入できますが、持ち歩くには大きいためデスクダイアリーとしての利用が多いようです。
JIS規格では148×210mmサイズです。実はKDMで長年ノートや手帳を扱ってきて、より人々にやる気を起こさせるのはA系サイズだと感じています。その中でもポータビリティが重視される手帳の中ではA系サイズの中でほぼ最大のサイズです。
A5サイズ(148×210mm)の変形判です。
カバーの造作や、フォーマットの都合上、規格サイズでは表現できないアイテムが多く発売されています。
148×105mmと比較的小型サイズの手帳です。
実はこのサイズ、書籍の文庫サイズとほぼ一致しており(文庫サイズは厳密な定義がなく出版元により数ミリ単位で違いがあります!)ハンドバッグにも入る大きさです。
B5(257×182mm)の変型判です。
皆さんが学生時代に使っていたノートの多くはセミB5といってJIS規格サイズよりも252×179mmと3〜5mmほど小さく作られています。
KDMで扱っているこのサイズは多くが月間タイプでサイズは大きいけれども薄型が多いです。
182×128mm。カジュアルダイアリーの中では一番最後に定番となったサイズです。
A5サイズは書き込みスペースが広く魅力的だけれどもやはり大きい、しかしA6サイズでは多彩なフォーマット表現をしても書き込みスペースが少なく困るというという層に愛されているサイズです。
近年ではA5サイズに取って代わって、手帳サイズのデファクトスタンダードになりつつあります。
B6サイズ(182×128mm)の変型判。B6サイズと僅差のものも有りますが、ビジネス手帳ではスタンダードな幅の狭いスリムタイプも含まれています。
128×91mm。ポケットに手帳を入れ用とするとA6サイズ(文庫版)ではやや大きいためこのサイズより小さい物がおすすめです。
本来手帳とは常に予定を見ながら進行を調整するためのもので、この「常に携帯」という指向に合致してるとも言えます。
手帳の中では最もスタンダードなスタイルで、カレンダーと似ています。
予定が1日1~2本程度で、シンプルな予定管理で十分という方に適しています。文字の記入スペースが小さいため、サイズの大きなものを選ぶ方が多いようです。
比較的新しいフォーマットで、5年ほど前に登場しました。従来から存在していた縦型見開きタイプはメモ欄がないことがウィークポイントとして挙げられていました。その欠点を補うべく開発されたフォーマットです。時間毎の精密な予定管理と、メモ欄が必要な方は是非こちらのフォーマットをどうぞ。
1952年にフランスの医師フランシス=ジョルジュ・ベルトラミによって考案されたスタイルで通常「バーティカルタイプ」と呼ばれるフォーマットです。予定に時間の正確さが求められる人に一度は使って欲しい手帳です。1日3本以上のお約束が入ってもダブルブッキングなどなく管理出来るのはおそらくこのタイプでしょう。
週間ホリゾンタル見開き式に取って代わって出てきたのがこちらの週間ブロックタイプ。1週間単位のカレンダーのイメージです。時間が記入されているものは稀で、予定管理にはどちらかというと不向きですが、真四角な欄にステッカーや写真を貼り付けて日記を書いたり、お買いものリストやTo doリストとして利用している方が多いようです。
こちらも月間ブロックと同じく、オーソドックスなスタイルです。かつてのビジネス手帳は殆どがこのフォーマットで作られていました。予定と同時に、その関連事項や覚え書きを記入しておける右側メモページが最大の魅力です。1日3本程度の予定も記入可能で、ビジネス手帳としてはオールマイティなフォーマットと言うことが出来るでしょう。
シンプルなフォーマットで、1日あたりの予定欄をたっぷりとったスタイルです。精密な時間管理は難しいため、予定が1日3本以下、タスクや持ち物をセットで記入したい人に向いていると思います。
ただし、年々アイテム数の減っているスタイルでやや選択肢が少ないのは残念なところです。
すでにひとつの「カルチャー」と呼んでも良いのかも知れないですね。小さなスペースでは予定が多すぎて書ききれないという多忙な方、手帳1冊ですべてを完結させたいという方、今日あったことをすべて書き留めておきたい方に愛用されています。このフォーマットはページ数が非常に多いため、予定管理にはやや不向きです。
印象的な写真で飾られた表紙が印象的です。
毎年、B6サイズは週間バーチカル見開き、A6は週間ホリゾンタルレフトの展開です。
「楽しい」の素を探して。
ちょっと不思議だけど、素敵。ちょっとファニーだけど、かわいい。
アーティミスさんの商品を見れば、「楽しい」という気持ちは相反する二つの状態のバランスで成り立っていることがわかります。
美しく繊細なフォーマットは、思わず「この手帳がなにか素敵なことを運んできそうだ」思わせるセレンディピティを内包しています。
もちろんツールは使う人がその価値を決めたり作ったりするものですが、ツール自体にも人をやる気にさせたりするポテンシャルがあるのではと思い起こさせる商品群です。
カジュアルダイアリーのなかでは、1,2を争うリーディングカンパニーです。
とてもノーブルな佇まいの商品が多く、異国の文房具店に来たかのような錯覚を一瞬起こします。
しかしながら、フォーマットはしっかり日本のカルチャーに合わせて作られており、非常に使いやすいです。また、大事に使っている方のためにリフィルも各フォーマット潤沢に用意されているのも大きな魅力です。
まだ文房具が、子供用と事務用しかなかった時代。
それは2015年から遡ること30年前のお話。
このメーカーさんが文房具の世界に、カラーという選択肢を与えました。これこそ現代ステーショナリーカルチャーの最初の光だったように思うのです。
かっこいいって何だろう?
きっとすべては「心地よい」でつながっている気がするのです。
フォーマット、表紙デザイン、素材全てに心地よいかっこよさが詰まっています。
A5サイズのZ型とX型はビジネスユースとしても充分耐えうるフォーマットで、KDMでは非常に人気の高いシリーズです。
かわいくないよりかわいいほうが良い。
素敵な女性のバッグからは素敵なステーショナリーや小物が出てきてほしい、そんな理想を実現してくれる「上質なかわいい」を作りつづけるメーカーさんです。
「LACONI(簡素)」をコンセプトとした手帳メーカー。
新しいフォーマットを毎年世に出し続けています。
特に各種バーティカルタイプ手帳は毎年売り切れ必至の人気商品です。表紙デザインはビジネスシーンにもマッチするシンプルな仕上がりです。
ヘミングウェイやゴッホが使っていたと言うことで有名なモレスキンのダイアリーです。
精密な週間予定を組むことができるバーティカルフォーマットの発明を成し遂げました。
特に正方形型のエグゼクティブシリーズは、その独自サイズにより今も異彩を放っています。
1種類のみの展開です。
しかしその1種類は、あらゆる意味でハイレベルかつコンセプチュアルな手帳です
紙の色と罫線カラーの配色バランス、論理的整合のとれたフォーマット、質感、全てハイセンスに仕上がっています。
週間バーチカル手帳を使っている方は注目ですよ!
輝くような笑顔に満たされたきむダイアリー、そしてキュートでファニーなあいうえおダイアリーの二本柱。
青春は永遠に終わらない!そんなあなたのための手帳です。
手帳が大好きな人にはピン!とくる、趣味の文具箱を出版しているエイ出版社さんの作ったESダイアリーです。
書体、罫線など、どれをとってもカジュアルダイアリーともビジネスダイアリーとも異なるものを選んでいて、ビジネス然とした表紙とは裏腹に独自性の高いフォーマットに仕上がりました。
雑貨的キャッチーさを追求するとこうなる!
若い時代を謳歌する皆さんに最も届くデザインだと思うのです。かわいくなりたい、おしゃれになりたい、そんな希望を少しだけ叶えてくれますよ。
かつて「国誉」と書かれた老舗中の老舗メーカー。
毎年発売する看板商品のキャンパスノートダイアリーは、誰もが認める定番商品です。
無駄なページは全くなく、予定書き込みページとメモページのみのシンプル設計。
印鑑で有名なシヤチハタさんの「ちょいできOL」というセンセーショナルなワードから始まった手帳です(この数年は残念ながらこの単語が帯びなどに書かれていなくて残念です)。
健康管理ページや上司の予定欄などが備えられており、毎日を丁寧に暮らしたい女性をイメージできるフォーマットです。
7つの習慣で有名なフランクリンプランナーのノート型手帳です。
システム手帳では定番の1日1ページタイプを始め、週間タイプもございます。
ほぼ日刊イトイ新聞さん企画の週間手帳、「ほぼ日WEEKS」です。
フォーマットは丁寧に作り込まれていながらも、オーソドックスなレフト式。週ごとに掲載されている名言や愉快なエピソード、わかる人にはドキっとしてしまうようなコラボ表紙には脱帽です。
アーティストコラボ、新フォーマットの開発、専用ペーパーの研究など日夜「MARK(指標)」としての道を走り続けています。
手帳に収納という概念を初めて明確に定めたストレージドットイットシリーズ、綴じ方に焦点を絞って開発されたマグネットシリーズなど強力な定番商品とともに斬新な新デザインを生み出しています。
スケッチブックの老舗メーカーさんで、ルーズリーフなど紙製品を多く手がけています。
アナログアイディアプロセッサーノート「ニーモシネ」の鮮烈デビューで脚光を浴びました。2015年にはそのニーモシネもとうとう10周年を迎えています。
大手文房具メーカーさんで、トラベラーズノートダイアリーとMDノートダイアリーが有名です。
どちらも書き方とい右側面において自由度が高く、趣味性の高い手帳です。特にトラベラーズノートは独自コミュニティも存在しており、企画生産からエンドユーザーの利用までを首尾一貫したコンセプトでデザインされているコンセプチュアルな商品です。
由緒正しい倉敷の帆布を使った製品の販売からスタートしたメーカーさんです。
帆布の他にもナイロン、革、コルクなど素材のバリエーションが増加してきました。
手帳においても多種多様ななフォーマットを持っていて、選択肢の多いメーカーさんです。
神戸っ子にはパスタで有名なリュリュさんですが、実はそのリュリュさんの雑貨事業部なのです。
かわいらしさの中にもちょっとひねった「何か」の存在を感じます。中島良二さんデザインのアニマルパレードシリーズは必見です。
システム手帳リフィルで有名なレイメイ藤井さんの手帳です。
元来紙の卸、加工を行う商店から文房具の総合商社へ発展した企業です。ビジネスダイアリーとカジュアルダイアリーの中間にあり、比較的リーズナブルな価格で手に入るところが魅力です。
手帳が大好きな人にはピン!とくる、趣味の文具箱を出版しているエイ出版社さんの作ったESダイアリーです。
書体、罫線など、どれをとってもカジュアルダイアリーともビジネスダイアリーとも異なるものを選んでいて、ビジネス然とした表紙とは裏腹に独自性の高いフォーマットに仕上がりました。